甘い君に溺れて



ちあきはにっこり笑って言った。



「俺、絶対No.1になってみせる!!
んで見返してやる!!」



「おっ、頑張ってー♪」



「俺がNo.1になって有名になったらまた会ってくれる?」



「別にNo.1にならなくても、愚痴ぐらいいつでも聞くのに?」



「いや、ちあきさんのおかげで頑張ろうと思えたんだ。

だからNo.1になってからまたちあきさんに会いたいんだ。」



「うん。分かった。
頑張ってね?

応援してるから。」



………………………



「やっと思い出してくれました?」



「うん。」



「せっかくNo.1になって有名になっても、ちあきさんは全然現れないし、見つけたと思ったら全然覚えてないし。」



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