甘い君に溺れて
「ちあきさん、結衣さん。
こんばんは♪」
「京太くん、接客中なのにわざわざいいのにー!?」
「いえ、大事なお客様ですから。」
「京太くんにしては真面目なこと言うね?」
「またちあきさんはー!!」
ちあきと京太はクスクス笑った。
するとちあきの腰にフワッっと誰かが触れた。
「空也くん…」
「ちあきさん、来るなら連絡くれれば良かったのに…?」
空也はちあきの耳元で囁くように言った。
でも声は周り聞こえるように…
「あの…
驚かそうかと思って?」
「そ。じゃあとりあえず席に行きましょうか。」
「うん。」