甘い君に溺れて



急に帰ると言い出したのでちあきは不思議そうに首をかしげた。



「う、うん?」



「あーもー無理。
いちいち可愛すぎ…
ちあきが悪いんだからな?」



ボソッっと空也が言った。



ちあきの耳にもその言葉はちゃんと届いていた。



「…えっ?///

…んっ…///」



空也は深いキスをした。
さっきケーキを食べたからか、甘い味がした。



キスは首筋に移り、空也の片手が服の中に入り、もぞもぞと動いた。



「んっ、っ…///」



片手は胸をやわやわと揉みながら、もう一方の手が太ももをツーっと撫でた時、急に空也の動きが止まって、ちあきから離れた。



「あーもー…
俺、最悪…」



< 56 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop