甘い君に溺れて



「…え?」



空也さん…
何かキャラ違いますよ?



空也はにっこりと言うよりニヤリと笑っていた。



「ベッド行こうか、ちあき?」



「え、えぇっ!?」



驚くちあきを抱き抱えた。



「キャッ!?
お、重いから降ろして!!」



「いいから寝室は?」



「そこの部屋…」



「おっけー♪」



素はこっちだったのー!?



ベッドに優しく下ろされ、その上に空也が覆い被さった。



そしてまた甘いキスをされた。
唇が離れると空也は妖艶な笑みで言った。



「ちあきさん、大好き。
だから俺に全部ちょうだい?」



ずるい…
こんな笑みで言われたら断れるわけなんかないのに…



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