甘い君に溺れて
「No.1の空也―くうや―くんで♪」
「え?
ちょっと結衣…!?」
何でよりによってNo.1なんか指名しちゃうのー!?
オーナーの聖はクスッっと笑って、そのNo.1の写真を見ていないまま席に案内された。
結衣とやっと二人っきりになったので、ちあきはここぞとばかりに結衣に問い詰めた。
「ちょっと、どうゆうこと!?
高級フランス料理じゃなかったの?」
「まぁまぁ落ち着きなってー」
「だって…はぁ…
高級フランス料理って言ってわざわざ着替えさせたのはこの為だったのね~」
「まぁねー♪
ねぇ、聖かっこよくない?」