甘い君に溺れて
「話し、反らさないー」
「だって空也が急に…」
後ろでちあきに抱き着きながら顎をちあきの肩においてた。
「ちぇーちょっとはヤキモチ妬いてくれるかと思ったのに?」
「仕事は仕事でしょ?」
「さすがOL…」
「はいはい。
で、何も飲まない?」
「うん。」
空也って甘えん坊の時と色っぽい時の差が激しいよねー…
「あたし、お茶入れたいんだけど離して?」
まだくっついている空也にちあきは呆れながら言った。
「なんで?
俺と一緒に居たくないの?」
「いや、別にそうゆうことじゃないけど…
お茶入れる間だけでいいから。」
空也はつまらなさそうにちあきから離れた。