甘い君に溺れて
まあちっともヤキモチ妬かないってわけじゃないけど…
まあしょうがないし…
そう思いながらお茶を入れてソファーに座った。
「そういえば、ちあき日曜も休みだろ?」
「は、え?」
「クスッ…
何変な声出してんの?」
「いや…休みだけど?」
「じゃあ日曜デートしようぜ?」
「あ、ごめん…
日曜日は友達と約束があって…」
「残念…
じゃあ、今日はたっぷり可愛がってあげないとね?」
「はへ?」
ちあきはお茶を飲みながら情けない声を出した。
「ブッ…
ちあきさっきから変な声出しすぎ…」
空也はケラケラ笑いながら言った。
「そ、そんな笑わなくても~…」