甘い君に溺れて
「ちょっ…っ」
「ちあきは正直じゃないなー?
体は正直だけどな?」
妖艶な笑みで言われちあきの頬はボッっと赤くなった。
その後からちあきの甘い声と空也の楽しそうな声が長い間続いていた…―
「ふぁあー…」
「ちょっと、大きなあくびだこと?」
「あーちょっと寝不足…」
「ふーん…♪」
結衣は何やら意味ありげな笑みを浮かべた。
「なっ、何…?」
「空也くんとラブラブなんだなーって思って♪」
バレてるし…
「あーおかげさまで。」
「あ、そういえば土曜日、空也くん常連客と同伴なんだってね?」
「よくご存知で…」