甘い君に溺れて



常連客 鏡花とフレンチレストランで豪華な食事を楽しみながら雑談をしていた…。



「あーおもしろかった!!
やっぱスケールがすごいよねー?」



ちあきは映画のあれがいいだのこれは微妙だのと、一人でひたすら話していた。



京太はそれを楽しそうに聞いていた。



空也達の居るフレンチレストランの横を通ったのも知らずに…



「あーごめん…
ずっと一人で喋ってた…」



ちあきは苦笑いしながら京太に言った。



「全然。
見てて楽しかったですよ?」



「楽しかった?」



「というか…その…
可愛かった…です。」



京太が照れながら言うのでちあきもつい赤くなってしまった。



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