家庭教師*らぶ
★思い出
「え、もう1人?」
詩織は聞き返す。
「そう。もう1人…。」
そう言って、あたしは続けた。
裕太とは幼稚園の時から一緒だった。
家が右隣だったから。
でも左隣の家の子とも中がよかったんだ。
それが、佐久間遼くん。
あたしたちより4歳年上で、
裕太とあたしがケンカとかしていたりしたら
まとめてくれたり、お兄さん的存在だった。
そして小学校4年生あたしが熱を出したとき、
お母さんもお父さんも仕事に行ってて、1人ぼっちで寂しかった。
でも、遼くんがきてくれたんだ。
ずっとそばにいてくてれ、嬉しかった。
たぶん、その時からか、遼くんがスキになってたんだ。
詩織は聞き返す。
「そう。もう1人…。」
そう言って、あたしは続けた。
裕太とは幼稚園の時から一緒だった。
家が右隣だったから。
でも左隣の家の子とも中がよかったんだ。
それが、佐久間遼くん。
あたしたちより4歳年上で、
裕太とあたしがケンカとかしていたりしたら
まとめてくれたり、お兄さん的存在だった。
そして小学校4年生あたしが熱を出したとき、
お母さんもお父さんも仕事に行ってて、1人ぼっちで寂しかった。
でも、遼くんがきてくれたんだ。
ずっとそばにいてくてれ、嬉しかった。
たぶん、その時からか、遼くんがスキになってたんだ。