リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・3
「わたしだって、いつまでも子供じゃないんだから!」
こう言っている時点で、わたしは子供だな。
…だからいつまで経っても、従兄は従妹としか見てくれないって、分かっているのに。
「うむ。そうだなぁ…。そう言われて見れば、ちょっと甘やかし過ぎたかもな」
「いや、そういうんじゃなくてね」
「それじゃあもうちょっと、厳しく指導しよう」
そう言った従兄の目が、キラッ★と光った!
「うっ!」
「実はもうちょっと厳しくしようと思っていたところだったんだ。このままじゃ、本気でマズイしな。ヤル気を出してくれて、嬉しいよ」
んがっ!? 通じていないうえに、逆効果っ!
…あっありえない。
この鈍感さ…。いや、だからこそ、今まで彼女の1人もいなかったワケで…。
「あの高校、俺の塾から近いからな。受かれば会える機会も増えるだろ?」
こう言っている時点で、わたしは子供だな。
…だからいつまで経っても、従兄は従妹としか見てくれないって、分かっているのに。
「うむ。そうだなぁ…。そう言われて見れば、ちょっと甘やかし過ぎたかもな」
「いや、そういうんじゃなくてね」
「それじゃあもうちょっと、厳しく指導しよう」
そう言った従兄の目が、キラッ★と光った!
「うっ!」
「実はもうちょっと厳しくしようと思っていたところだったんだ。このままじゃ、本気でマズイしな。ヤル気を出してくれて、嬉しいよ」
んがっ!? 通じていないうえに、逆効果っ!
…あっありえない。
この鈍感さ…。いや、だからこそ、今まで彼女の1人もいなかったワケで…。
「あの高校、俺の塾から近いからな。受かれば会える機会も増えるだろ?」