囚われの姫君

彼はあたしを見つけると笑顔で手を振ってくれた。

その仕種さえも気になる。

まさか本当に落ちた…?

今が大事な時期なのに。

恋なんかしてる余裕はないのに…

頭の中がふうちゃんでいっぱいだった。
< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop