僕は鳥になる【短編】
僕は急いで支度をした。
「できたよ!」
「なら行くぞ!」
車に乗り込み数分後…。
病院についた。
母さんは父さんとすぐに分娩室という所にはいった。
僕は看護婦さんと一緒に分娩室の外でまつことになった。
無事に赤ちゃん生まれますように……。
2時間後……。
「おぎゃーおぎゃー」
母さんが入った分娩室から泣き声……赤ちゃんの泣き声がした。
「看護婦さん!生まれたの??」
「そうみたいね!晃人くん。あなたお兄ちゃんになったのよ!」
お兄ちゃんになったんだ。僕!
嬉しさで溢れた。
「中に入ってみてみなさい。きっと可愛いわよ」
看護婦さんがそういったから分娩室に入った。
そしたら猿みたいな小さい赤ちゃんがいた。
「猿みたいだ!」
「お前もそうだったんだぞ!」
「そうなの?父さん」
「そうだ。」
「あっ!それよりもこの子弟?妹?」
一番きになっていたことを抜かしていた。