るいとりのん
真っ白いキレイなアパート


私のとこは一階の一番手前の部屋だと

カギを探すキミ


そしてすぐに響く


あ!の声…



母親からカギを預かるのを忘れ

泣きそうになるキミを


ボクは家に招くしかなかった




お母さんは夕方までパートでいない…

急いでボクの部屋を片づけて





初めて

生まれて初めて


女の子を部屋に上げる



心臓が高鳴るのが分かる

腰の辺りがなんか変な感じなのはよく分からない


気晴らしにと一緒にゲームをしても


どうしても目線はキミの方…

夢中になって体を揺らすたびに


スカートがひらひらする…

一瞬だけ頭がクラッてした感覚はなんだったんだろう…



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