気まぐれ猫
『どうしたの?』
司から返信がきた。
俺が今からしようとしていることはきっとただのお節介だ。
だとしても、俺は言わなくちゃいけないと思った。
『あのさ、俺、まだ司と会ったばっかりだけど、司のこと、本当に友達だと思ってるんだ。だからさ、司には自分のやりたいことやってほしいと思ってる』
『優希、大丈夫?』
きっと司は携帯の向こうで、本気で俺を心配していると思う。なんたって、いきなりこんなことを話し始めてるんだから。
『大丈夫だよ。だからさ、司がお父さんに強制されるのを嫌だと思うなら、ちゃんとそう言ったほうがいいと思う』
それからその日、司からのメールはなかった。
司から返信がきた。
俺が今からしようとしていることはきっとただのお節介だ。
だとしても、俺は言わなくちゃいけないと思った。
『あのさ、俺、まだ司と会ったばっかりだけど、司のこと、本当に友達だと思ってるんだ。だからさ、司には自分のやりたいことやってほしいと思ってる』
『優希、大丈夫?』
きっと司は携帯の向こうで、本気で俺を心配していると思う。なんたって、いきなりこんなことを話し始めてるんだから。
『大丈夫だよ。だからさ、司がお父さんに強制されるのを嫌だと思うなら、ちゃんとそう言ったほうがいいと思う』
それからその日、司からのメールはなかった。