気まぐれ猫
「それなら、隣のクラスの三崎夕璃だよ。あいつは俺と同じ中学だった。やめとけ。変な奴だから」
祐輔が興味なさそうに言った。
「へぇ。ってやめとけって何?!別にそういうんじゃないから」
と言っても、こういう場合は大抵信じてくれない。
「高校入学して早速か」
「どんな子?見たい!」
予想通り、二人が茶化しはじめた。
「ホントに。俺一目惚れとかしないから」「へぇ。ああ、でもそんな感じ」
宏樹がそう言うと、二人もああ、と声を揃えて言った。
昨日から、本当はずっと昔から友達なんじゃないかと思うくらい息ピッタリだ。
会ってまだ二日だけど、この三人とは、ずっと仲良くできそうな気がした。
祐輔が興味なさそうに言った。
「へぇ。ってやめとけって何?!別にそういうんじゃないから」
と言っても、こういう場合は大抵信じてくれない。
「高校入学して早速か」
「どんな子?見たい!」
予想通り、二人が茶化しはじめた。
「ホントに。俺一目惚れとかしないから」「へぇ。ああ、でもそんな感じ」
宏樹がそう言うと、二人もああ、と声を揃えて言った。
昨日から、本当はずっと昔から友達なんじゃないかと思うくらい息ピッタリだ。
会ってまだ二日だけど、この三人とは、ずっと仲良くできそうな気がした。