桜舞う校庭【長編】
俺がどーでもいいと、思っている間にもどんどん話しは進んでいて、危うくついていけなくなるところだった。
和美の方をみると、
なきやんだようだがまだ目に涙が溜っている。
和也は、
もう前半らへんから話しについていけないらしく頭の上に?マークがうかんでいる。
辺りをキョロキョロ見ていると…
『高坂ー!話聞いてたかぁ?もっかい言ってみろ!』
ガタタッ…
いきなりのご指名で俺は椅子から素早く立ち上がった。
入学式の時と今の状況かぶる。