華嬢~NO.1の姫~
どんな作戦でくるだろうか・・・


NO.9の佐伯って奴はそうとう頭いいらしいし。


ん~。


あたしは困った顔をしていた。


そんなあたしに気付いた郁斗。


「なに考えてんの?」


『いや。なんで5月28日にしたのかなって・・・』


「どういうこと?」


『普通喧嘩するなら、相手に気付かれる前に行動するでしょ』


「・・・!!」


『なのにそんな日にち空けるってことは何かあるかと・・・』


「確かにそうだな。」


『作戦立てるとしたらどんな作戦だと思う?』


「・・・わかんねぇ。」


『でも強い方から倒してくだろうし・・・』


「そうだな。とにかく俺らが倒れたらいけねぇってことか。」


『うん。それに人集めをしてくるかもしれない・・・』


「こんだけ期間あればかなり集まるだろ。」


『あたしたちを狙ってる人は他にもいると思うし。』


「もっと作戦ねっておきたいな・・・」


『うん・・・』


どうしよう・・・


あたしたちにはお手上げだよ・・・


そうだ・・・お父さんに聞いて見ようかな・・・
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