倫子の場合
じいちゃんはそういって奥のキッチンに入っていった。倫子はまだ寒さのために震えが止まらなかった寒いけど少しづつココアが体を暖めてくれた。「啓太これからどうする?」「俺はしばらくじいちゃんを手伝ってくるにここで少しまっとれ」「うんわかった」倫子はしばらく堀ごたつの中にいたが退屈したのか、家の中を探索しだした。奥で声がした「倫子ちゃん二階の今日の泊まる部屋に荷物をおいたらいい」「は~い」真っ赤な敷布が引いてある階段をとんとんとんと二階にあがるとお客さん専用の部屋にたどり着いた。「あ、可愛い」そこはまるで外国の子供部屋のようだった薄いブルーの花柄の壁紙に生木の机全部じいちゃんが客用にと作ったものだった。
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