倫子の場合

由美の番になった、１００点を取ってた倫子は内心負けたと思った。いいやまた今度頑張れば！敬太のノートのかいはあまりないようだった。「それより水泳水泳、本当に喘息なおるのかなあ」ものはためしだまず行動優先結果は後からついてくる。丁度今日は土曜日だから明日からだ。「かなずち」「浮くんかなあ体」
やっとチャイムがなって５時限目が終わって、帰宅に入る。由美が一緒に帰ろうとさそってきた・・・・・・・・・・・「明日からだね」「うん明日から」「楽しみだね」「うん」日曜日になった、プールの用意を持ってそれぞれに目的地のプールまで向かった、途中時自電車で走っているとき小さな犬を連れている女性にあった。自電車から降りて頭をなでてみた「かわいい」「これなんていう種類なんですか？」「パピヨンだよ」「蝶蝶みたいな頭してるでしょ」「うん」「かわいい」「じゃあもう私たちいかなきゃいけないから」「じゃあ」そういって自電車を漕ぎ出した。
目的地のプールが見えてきた、急いで更衣室で水着に着替えてプールサイドに向かった。なんだか体がなまっていて本当に泳げるか心配だなって思った・・・・
たいそうをし終わって（ざぶん）飛び込んだ、水の温度が心地いい刺激になって肌につたわっている。「倫子さんじゃあ教えるね」「はいよろしく」「まずこうしてクロールの手は・・・・」泳ぎを２時間くらいならって、倫子はようやく一人でクロールができるようになった。水がきらきらしている温水プールだから温かかったし。「これで喘息とか治ればいいよね」「うん」