Dear.大好きなお兄ちゃん
真実
あの日から2日後-
あーちゃんは
私のために片っ端から
調べてくれた。
そして…
『おはよ~』
「…夏織」
『ん??』
「…座って」
いつものあーちゃんじゃ
なくて…
とても悲しそうな顔を
していた。
『どうしたの??』
「…気をしっかり持って
聞いてね??」
『うん……??』
彼氏と別れたのかな……
そんな下らない事を考えてた。
するとあーちゃんは携帯を
ひらいて話し出した。
「…まさや君の事。」
『わかったの!?』
「…亡くなってた」
『……は??』
嘘だ…
冗談だよ…
『分かったって。…で、
本当は??』
「夏織。
本当なんだよ。」
『…意味分かんない』
私は部屋にこもった。