Dear.大好きなお兄ちゃん


そして数日後-


テストを受けて返ってきた


点数は…99点…


その一点は
単位が少しだけ違って-1


そんぐらいいいじゃん…



でも今日は
お兄ちゃんにテストを見せる日


…でも仕方ない
約束したんだから。






『まさや君…』


「夏織ちゃん…??なんか暗いよ」


『テスト…』


私はまさや君にテスト渡した


「99点…」


『せっかく教えてもらった
のに…ごめんね』


「どうして謝るの??
全く分からなかったんでしょ??
それで99点もとったんだよ??
謝る事なんてなに一つないよ。
…はい、」


そうやって渡されたのは
私が好きなフルーツジュース


『でも100点が約束だよ??』


「夏織ちゃんの努力は100点!!」



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