闇の中の華
「じゃあ…」


美帆が思い詰めた顔で光世を見た


「私…光世さんにお金の為に買われたの?」


「ち…違う!!」


光世は美帆の言葉に眉間に皺が寄り、少し荒げた声を出してしまい、美帆の体が震えた

「俺は美帆を金のためにここに連れてきたわけじゃない!俺は…ただ側にいて欲しくて…」
< 151 / 418 >

この作品をシェア

pagetop