闇の中の華
「お名前は?」


「…」


低い声に指すような視線に体が震える


「…光世様の知り合いですか?」


美帆はコクリと頷く

その時、人の気配を感じた


「林、何をしているの?」


声がする方を見ると、長い髪をなびかせ華やかなワンピースを着た女性が2人の男と歩いてきた
< 222 / 418 >

この作品をシェア

pagetop