闇の中の華
「さっきも言ったでしょ?‘婚約者’だって」


「!!」


「ハッキリ言ってアナタ邪魔なの!光世さんも借金立て替えなかったらアナタなんてこの家に来れるはずもないし。自分の両親が作った借金を払えなかったらアナタが払わないの?若いんだから何でも出来るでしょ?」


美帆は奈津美の言葉で何も考えられなくなっていった



光世さんには婚約者が居るんだ


自分は邪魔だったんだ


そんな言葉が頭の中を回っていた
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