ヒワズウタ ~チヒロ~


時間も遅くなっていたので、明日のことを話しながらアパートの前まで送ってもらった。


「早く寝るんだよ。」


そう言って、ユヅキさんは、私の頭を撫でる。


「はい。明日は、残業にならないようにしてくださいね。

 おやすみなさい。」


ちょと、意地悪に笑って、私は、アパートの部屋に帰った。


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