誕生日には花束を抱えて【完】
私は、正平と一緒にいたかった。


正平の輝く瞬間をもっと見ていたかった。



そんな時、正平がお守りをくれた。


私のためにお守りを買いに行ってくれたことは、確かにうれしかったけど。



正平も、私が私立中学に行った方がいいと思ってるんだ……。


私と一緒にいたいなんて、全然思ってないんだ……。



なんて、寂しくなってしまった。

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