誕生日には花束を抱えて【完】
<正平>
「なあなあ、もう、チューした?」
突然、小泉に言われて、
ブボ――ッ。
オレは飲んでいたジュースを吹き出した。
「きったねぇなあ。これ、妹のなんだぞ」
小泉はマンガの汚れを拭き取りながらも、
「んで、どういう状況で?」
興味津々で迫ってきた。
「そんなん……してねぇし」
オレが正直に答えると、
「……マジで? あんだけ2人きりの時間と空間があったのに?」
小泉は本気で驚いたようだった。
「なあなあ、もう、チューした?」
突然、小泉に言われて、
ブボ――ッ。
オレは飲んでいたジュースを吹き出した。
「きったねぇなあ。これ、妹のなんだぞ」
小泉はマンガの汚れを拭き取りながらも、
「んで、どういう状況で?」
興味津々で迫ってきた。
「そんなん……してねぇし」
オレが正直に答えると、
「……マジで? あんだけ2人きりの時間と空間があったのに?」
小泉は本気で驚いたようだった。