20の記憶
どうしてだろう?
どうでもいいこと程どんどん上手く進んでいく
肝心な事は失敗だらけ
恋も勉強も友情も
別に特別だって思えるような素敵な恋人が欲しいわけでもない
だって特定の人なんていたら
考えただけでも息がつまりそう。
だから適度に適当で十分
何もないのもつまらないし
深く踏み込まれてもなんだか面倒くさい
面倒なことはうんざり
毎日こうして生活しているだけでも
時々苦しくなるのに
友情だってそう
いなきゃいないで寂しいけど
なんの為にみんな一緒にいるの?
気があうから?
恋愛相談ができるから?
恋人とケンカした時になぐさめてくれるから?
「私はずっと友達だよ」
「いつだって味方だから」
「なんかあったら言ってね」
本当に心かそう思ってるのなんて
100人いるうちの何人かだよ
そんな薄っぺらい言葉
言われたって何にも嬉しくない
ただ1人ぼっちが怖いから
仲間はずれにされたくないから
適当にあわせて一緒にいた
わたしはそうだった。