私の騎士〜ナイト〜
すると先輩は、ウキウキしている私を見て、はあっとゆっくり溜め息をついて、私の耳元で囁いた。



「蝶花。俺の彼女になれよ」



だってさ。



う゛〜…そんなの、断るわけないよー。



私だって先輩のこと、大っっ好きなんだもんっ!!!



「もっちろん。先輩こそ、私の彼氏になって下さい」



すると先輩は、ニッコリ笑って



「もちろん」と、答えてくれた。





先輩は、私の王子様。



私だけを守ってくれる、騎士なんだよ。



       蝶花side -end-
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