私の騎士〜ナイト〜
そんなことを考えてるうちに、俺の足は完全に止まってしまっていた。



すると、パタパタと蝶花の走ってくる音が聞こえた。



…このモヤモヤ、どうしてくれよう。



何か、よく分からなくなってきた。



………………。



俺は、気付いたら蝶花を抱きしめていた。



ハッとした俺は「俺の下の名前を呼ぶな」



と、だけ言うと蝶花から離れ、また歩きだした。



やべぇ…。俺、何してんだよ。



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