私の騎士〜ナイト〜
「先輩?」



「何?」



俺は、何?って言っただけだよ?だけなのに、何で泣くかなー…。



「何でまた泣くんだよ」



「だってー…嬉しすぎるんだもーん」って、



そんな顔で言うんじゃねーっ!!



はあー…。もう、自分のキャラが分からなくなってきたし。



何かもう…今日はいいや。



「蝶花。俺の彼女になって下さい」



蝶花の耳元で囁いた。



「もっちろん。先輩こそ、私の彼氏になって下さい」



「もちろん」俺は、得意げに答えた。



これからはちゃんと蝶花に優しくする。



そう、心に誓った俺。



これから毎日が、楽しくなりそうだ(笑)



       騎士Side 〜end〜
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