TROUBLE
愛香のお母さんが
いなくなった後…
俺は急いで愛香の
部屋に向かった。
ガチャ!!
「ふう…
なんか緊張したぁ」
そして俺は
愛香のベッドに
寝転がった。
あいつの…匂いがする…
愛香の香りが
俺を眠りに落とした。
……………………………
愛香ッ……
……愛香ッ……
俺は愛香じゃねぇ−…
駿哉だよ!!
「愛香ッ!!!!
起きなさい!何時だと
思ってるの?
昨日の服のままで寝て…
今からお風呂入って
きなさい!!」
「……ッ……
うっせいなぁ…!!
そんなのもぅちょっと
してからでいいよ…」
俺の目がゆっくりと
開いた。
ん…
目の前には
ぬいぐるみの山が
見えた。
俺の部屋に誰が
ぬいぐるみ置いたんだよ?
………!!!!
やべぇ!!
今俺は愛香だったけ!?
もしかして…
さっき会話してた人って
愛香のお母さん…!?
すっと上を見ると
不思議そうに立っている
愛香のお母さんの姿が!!
ば、ばれたか…!!?