TROUBLE



目の前にいるのは…


























俺ッッッッッッッッッッッッ−!!!!!?










俺が2人もいるッ−???



一体どう言う事
なのか…?…


「駿哉ッッ−…
私幻覚が見えるんだけど
気のせいかな…???」


俺が喋ってる!!!
でも声は愛香の声。


じゃ…もしかして
俺は………???


「俺も…俺の前に
俺がいる……??」


一体…どうなってるんだ?



「私は…私が前にいる…
しかも前の私は…
駿哉の声…??」


「「えっ−−!!!!!!」」


2人の声がかぶる。



要するに…
俺が愛香で愛香が俺
って事だ…。



って!!!!
俺が愛香!!!?



俺はそっと腕を見た。
腕はとても細く
なっていた。まさに
愛香になってしまった。



「ねぇ………
駿哉…??私達どうしたら
いいの……??」



愛香は泣きそうな声で
俺に聞いてきた。




俺にだって分かんねぇ…
ってか…俺…




“女”になったんだよな?


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