愛しい貴方へ



電話を切ってから10分経って、双田が来た。

外わもう、真っ暗だった…

「太陽遅せーよ!!」
「わりぃー。はい!尾川♪」
「何これ?」

袋を開けてみた…そこにわ、

「あっ!プリンだー!!」
「岡駅行って美味しそうだったから買った♪旨いらしいよ!」
「そぉなん!?でも何でうちにくれるん!?」
「なんとなく?」
「あはは♪ありがとう!」
「おぉ♪あっ!スヌーピーもいる??」
「いや!要らないよ…」
「そっか…」
「うん。プリンだけで十分♪」
「せっかく取ったのに…」
「ごめん。だって貰ったら親に何で?って言われるから…」
「まぁいいけど…」


話し沢山したかったけど…

塾だからって言って、

ばいばいした。

ホントならもっと話し

したかった。


でも、明日からどんなに

楽しい夜になるのか…

今日わ気付かなかった。



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