星に願いを彼に愛を
「あ、人か?」
まぬけな人間は僕を見て“人か?”と言った
何で人間なんかに、何で…僕たち鬼の幸せを奪われなきゃいけないんだ
人間なんか…死ねばいい
「お母さんがいなくなっちゃったんです…グスッ」
「そうかそうか、可哀想になぁ。つか女なんか連れてきたか?ましてや子供なんて…なぁお前」
「……………」
もう一人いる男は僕を見て絶句していた
「おまっ………鬼?!」
2人居る人間の一人が僕を見て鬼だと言った
角が…生えていたのか
「ぅあ゛!」 「ぐはぁ!」
人間なんか…
「人間なんか、いなくなれば良い。」