星に願いを彼に愛を

藍side






雅の声がしたところへ行くと雅と倒れている人間がいた。


……あぁ、あと狐もいた




「…雅、…会いたかった」



「あたしも…藍!」



4年ぶりの再開


本当は5年経ってからだったのに…仕方ないだろう?


僕らは繋がってる



そう、……………────絆で




だから逢ってしまった




約束した時間よりも早く逢ってしまった




「藍………!」


「雅…」




好きな人を抱ける嬉しさ



好きな人にキスが出来る喜び




「こうしたかった。雅をいつまでも抱き締めることが僕の夢だった」



「あたしも…………ッ?!!!」




雅が僕の顔を見て驚いている



「………どうしたの?」



すると雅は僕のあるところに指を指し、



「角が………!」



そう震えた声で言った



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