星に願いを彼に愛を




「……………」



雅が僕を見てる。心を読んだのかな?



僕は雅の言葉を聞いた瞬間、何かが弾けてこの場所に来た。……何故?



「なぁ…そろそろ番人がまた集まるんじゃないか?」


「そうね…行こう」


「ああ」




鬼…僕は鬼



雅も鬼…僕らは同じ生き物







だから考えることも同じ




そう思いたい…そう信じたい





まさか雅と喧嘩になるなんて思いもしなかったから







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