星に願いを彼に愛を
「えっ……?」
後ろに素早く振り向くと、そこには…
「静樹、…さん?」
何とも言えない、不気味な笑みで凛とした姿で立っている静樹さんがそこにいた。
「やぁ♪柊様の息子さん、鬼の子、藍君。」
「…は?」
静樹さんがなぜ僕が鬼だと。なぜ、なぜ母さんを知っている…?
「あ…ああ」
雅がとても怯えた顔で静樹さんを見ていた。
雅がこんなに怯えるなんて、一体静樹は何者なんだ?
「あぁ、また会ったね?雅ちゃん♪」