かえるとねこ
「やめろー!」
白いねこさんは、ひなどりさんの声を聞くと
夢中でおとろえた体を動かし、
茶色いねこさんに体当たりをしました。
「何だよ!おれのおもちゃだぞ!
そんな体でおれとけんかをする気か?」
「おもちゃだって?」
茶色いねこさんの言葉に、白いねこさんは
全身の毛を逆立てて怒りました。
白いねこさんの両目は怒りで大きく見開かれ
茶色いねこさんを射すくめてしまいました。
「な、なんだよ。悪いかよ?」
「悪いに決まってるだろ!
食べもしないのに、
食べも・・・しないのに・・・」
白いねこさんの目から
ポロポロポロポロ涙がこぼれました。
「ちぇっ。おもしろくないの!」
茶色いねこさんは、
プイとどこかへ行ってしまいました。
白いねこさんは、ひなどりさんの声を聞くと
夢中でおとろえた体を動かし、
茶色いねこさんに体当たりをしました。
「何だよ!おれのおもちゃだぞ!
そんな体でおれとけんかをする気か?」
「おもちゃだって?」
茶色いねこさんの言葉に、白いねこさんは
全身の毛を逆立てて怒りました。
白いねこさんの両目は怒りで大きく見開かれ
茶色いねこさんを射すくめてしまいました。
「な、なんだよ。悪いかよ?」
「悪いに決まってるだろ!
食べもしないのに、
食べも・・・しないのに・・・」
白いねこさんの目から
ポロポロポロポロ涙がこぼれました。
「ちぇっ。おもしろくないの!」
茶色いねこさんは、
プイとどこかへ行ってしまいました。