かえるとねこ
5章
ほどなく、二匹のにんげんさんは、
森の中にぽっかりあらわれた、
大きな大きな四角いすみかの中に
入って行きました。
ひなどりさんも入ろうとしましたが、
どういうわけか、
にんげんさんが入ったはずの
ところからはもう入れなくなっていました。
ひなどりさんは、ふらふらしながら、
すみかの周りを歩いたり、
バタバタバタと、まだ上手でない羽ばたきで
とびあがったりして、
入るところを探しましたが、
なかなか見つかりませんでした。
にんげんさんのすみかは、
どこもかしこも真っ白で、
かたくてかたくて、
とてもひなどりさんが
中に入れそうなところはありませんでした。
それでもあきらめずに探していると、
ようやく白くない部分が見つかって、
そこから中を見ることができました。
森の中にぽっかりあらわれた、
大きな大きな四角いすみかの中に
入って行きました。
ひなどりさんも入ろうとしましたが、
どういうわけか、
にんげんさんが入ったはずの
ところからはもう入れなくなっていました。
ひなどりさんは、ふらふらしながら、
すみかの周りを歩いたり、
バタバタバタと、まだ上手でない羽ばたきで
とびあがったりして、
入るところを探しましたが、
なかなか見つかりませんでした。
にんげんさんのすみかは、
どこもかしこも真っ白で、
かたくてかたくて、
とてもひなどりさんが
中に入れそうなところはありませんでした。
それでもあきらめずに探していると、
ようやく白くない部分が見つかって、
そこから中を見ることができました。