YOKOHAMA★BOYS
そこには黒い服で統一された連中が10人以上いた。


(横浜-DEEP-だってわかるまでは手を出すなよ…)


(あぁ…わかったよ…)


「お前等どこ校だ!?」


『僕たちは……平沼橋高校です。

ねぇ、田中くん。』


「田中…??汗"」


(吉良、あわせろ!!)


「そ…そうだよね…

も…森くん…汗"」


「何だよ、ガリベン学校かよ!!」


「おい、こんな奴等殺ってもしょうがねぇんじゃねぇの!?」


「まぁ、とりあえず名前売るのが先決だ。

コイツ等、殺っちゃうべ!!」


「そうだな。

それに何かコイツ等、気持ち悪りぃしな!!」


『ねぇねぇ君達、名前を売るって何だい??』


「喋りかけてきてんじゃねぇよ、ハゲ!!

横浜-DEEP-の名前売る為に犠牲になれっつってんだよ!!」


『そうか…

君達が横浜-DEEP-か…』


「だったら何だ、ボケッ!!!」


『死んだぞテメェ等!!!!』


「あ〜あ、怒らせちゃった。笑"」


「みんな、ブッ殺せ!!」


「おぉ!!!!」


10人そこらでこの二人に勝てるわけがなかった。


横浜-DEEP-の連中も、この二人が相良龍一と吉良将一だとは夢にも思わなかっただろう。


< 146 / 319 >

この作品をシェア

pagetop