YOKOHAMA★BOYS
「それは言えてるわ。笑"」


修斗達は横浜駅で横浜-DEEP-の動きを探っていたが、なかなか姿は現さなかった。


それもそのはず…


【関内駅】


横浜スタジアム脇では横浜-DEEP-の集会が始まった。


「範馬。

順調に進んでそうだな…」


「あぁ。

このバカ達(横浜-DEEP-)が思いの外頑張って暴れてくれてるからな。笑"

邪魔くせぇ高校潰したら行動に移そうや。笑"」


「あぁ。笑"

神奈川のバカども薬漬けにすりゃ、相当な額入ってくんぞ。笑"」


「そうだな。

銀柳会も取り分は5対5って言ってくれてるし。

ただ、厄介な高校が何校かあんだけど、そこをまだ潰してねぇんだ。」


「茶羽か…」


「いや、今の神奈川にはそれ以外もあるんだ。」


「何処だそれ!?」


「俺の地元、大和駅にある横浜蜂矢高校…

昔、俺等が横浜-DEEP-に居た頃、中坊で一人だけ入ってた奴が居ただろ。」


「あの目つきの悪りぃ危ねぇやつか!?汗"」


「あぁ…吉良将一だ。

アイツが【大和魂】っつう刺繍を学ランに入れて暴れてんのよ。」


「そういや、大和魂って刺繍入れた学ラン、たまに見るな。」


「あれ全部吉良の兵隊だ。」


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