YOKOHAMA★BOYS
ダンッ


「ひっ!!汗"」


「お前も全身アザだらけになるか!?

あ゙ぁ!?」


「すいません!!汗"

バイトの子の家庭をお客さんに話すのもどうかと思いますが…汗"」



店長はそう言って話し出した。


「実は美紀ちゃんの父親がアル中らしいんです。」


アル中…


うちと一緒だな。


「それで母親の方が美紀ちゃんを置いて、逃げしまったんです。

だから今でもアル中の父親と二人で暮らしているみたいで…

たまにアザがある時はあったんですけど、あそこまで酷いのは…汗"」


「お前、アザが出来てんのに気付きながらも、何もしてやんなかったのかよ!!」


「私だって心配だったので、大丈夫なの!?って何回も聞きましたよ。汗"

その度に美紀ちゃんは笑顔で『大丈夫です。笑"』って言ってたから…汗"」


「大丈夫なわけねぇだろ!!汗"

酔っ払った大人が殴るときってのは、加減がねぇんだぞ!!汗"」


「ひぃ…汗"

そう言われましても…汗"」


「で、今は何しにコンビニに来たんだ!?」


「お…お酒を買いに…汗"」


「クソッ!!!!」


バン


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