YOKOHAMA★BOYS
「待てゴラァ!!汗"」


バギッ


「ぎゃぁぁ!!汗"」


「お前等、こんな事してタダで済むと思うなよ…

おい、大和帰るべ。笑"」


吉良は美紀を連れて廃虚を出た。


そして、相鉄線に乗り大和駅まで帰って来た。


「何か悪かったな…苦笑"

やっぱお前は俺と一緒に居ない方が良いよ。笑"」


「えっ!?涙"」


「俺は【吉良将一】。

悪ばっかの横浜蜂矢高校で一番悪りぃ奴なんだ。笑"

お前を危ない目に合わせる、張本人になっちまうかもしれねぇから。笑"」


「そんなこと…涙"」


「じゃ、行くわ。」


俺は美紀に背を向け、家に向かって歩いて行った。


【その日の夜】


「はぁ〜、終わったな…」


吉良は落ち込んでいた。


ピリリリ…
着信【未登録】


「誰だ!?

もしもし…」


「もしもし…

美紀です…照"」


「はっ!?汗"

何で俺の番号知ってんだよ!!汗"」


「今日助けてくれた時、吉良クンの学ランのポケットから紙が落ちて、返そうと思ってたんだけど返し忘れて…汗"」


(ヤベェ…汗"

ケンカに夢中で、ポケットに入れてあった【あの紙】の事なんか、すっかり忘れてた!!!汗")


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