YOKOHAMA★BOYS
『そんなもんに頼ってるうちは、俺等には一生勝てねぇよバカヤロ〜!!』


回りの人達は見てみぬふりをして通り過ぎていく。


俺等は四人の中で一番強そうなやつを裏に連れて行った。


そこで【三地】とゆう奴について聞き出そうとした。


なかなか口を割らなかったが、テツに散々蹴られてやっと吐いた。


ラバーソールで蹴られるのはかなり痛かったのだろう。


そいつが言うには、【三地】とゆう奴は蜂矢高校の三年らしい。


どうりで名前を聞いてもわからない訳だ。


今日の朝、校内で


「昨日三地さんが、ナンパ失敗した女いきなりブン殴っちゃうんだもん!!

ビックリしたよ!!笑"」


と言ってる一年が居たそうだ。


きっと、久美ちゃんの言ってた「三地さん」って呼んだ奴ってゆうのは、おそらくそいつだろう。


『おい!!

その三地ってクソ野郎何処いんだ!?』


テツが言った。


しかし、散々殴られた男の意識は無くなっていた。


血だらけになり倒れてる男に、ロンはそこらへんに並んでた自転車を持ち上げ投げつけた。


『ザケンナおらぁ!!!』


怒りが治まらない様だ。


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