YOKOHAMA★BOYS
その後しばらく駅を歩き回ったが、蜂矢の生徒をなかなか見つけられない。


俺等のイライラは爆発寸前だった。


イライラした俺等はタバコに火をつけ、五番街へ向かった。


マックの近くを歩いていた時


「おいコラ!!ゴキブリィ!!」


【大和魂】


…蜂矢高校…人数は8人


「俺の事探してるゴキブリっつうのは、テメ〜等か!?」


コイツが【三地】…


左の耳の方から口にかけて大きな傷があり、威圧感がある。


奥にはさっきブッ飛ばした四人のうちの三人が居た。


「何とか言えゴラァ!!

テメ〜等がモアーズ横でグチャグチャにした奴…

あれ完全に内蔵やられてんぞコノヤロ〜!!」


『テメ〜は内蔵位じゃ済まさねぇぞバカヤロ〜!!』


俺は中指を立てた。


ロンは隣で今にも殴りかかりそうな勢いだ。


(修斗…

アイツは俺に殺らせてくれ…)


今日のロンは凄い迫力だ。


(そうだな…

ブッ殺せ。)


テツはロンの肩を、ポンと叩き


(負けんなよ…)


『オラァ〜〜!!!』


「ゴキブリがぁ〜〜!!」


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