YOKOHAMA★BOYS
8対3のケンカだったが、俺等は全然怖くなかった。


300人を前にしたときの方が、恐怖感はあったからだ。


また一つ強くなってた。


俺とテツで三地以外の奴等を次々に狙って行った。


グシャッグシャッ


テツもかなり切れてる。


七人のうち三人は、さっきの怪我もあり話にならなかった。


「たかが三人に殺られてんじゃねぇぞ、ゴラァ!!」


『おいクズ野郎!!

テメ〜の相手は俺だぞコラ!!』


今日のロンは凄かった。


ケンカしてる最中に、三地はパンチ専門だとゆうのが解ったのか、ロンは蹴り主体でいった。


俺とテツは雑魚七人を片付け、タバコに火をつけた。


三地はなかなかパンチが当たらないせいか、かなりイライラしている。


パンチも段々大振りになっていった。


そうなるともうロンのペースだ。


大振りの右ストレートを左に交わし、そのまま右のミドルを蹴った。


そのパターンがハマり続ける。


やがて三地の口から血が溢れた。


「ふざけんなコノヤロ〜!!」


さすがに三地も根性はある。


< 26 / 319 >

この作品をシェア

pagetop