YOKOHAMA★BOYS
「いやよ、進路っつうか…この先どうしてくかが、全く見えねぇんだよ!汗"」


『進路?』


「あぁ。

ケンカばっかりしてきて、気が付いたらハイ卒業だろ?

俺はよ…社会人だからって割り切って、上にペコペコ良い顔出来るような人間じゃねぇからよ!」


『だろうな。』


「だろうなって…汗"」


『まぁ、間違いなくストレスたまって上司を殴るだろう。』


「否定は出来ねぇ…汗"」


『俺が思うに、お前は警察になれば良いよ!』


「はぁ!?汗"

警察?汗"」


『あぁ。

お前ほど横浜で怖がられてる奴は居ねぇだろうし、悪い奴等に顔もきくだろ。

それに悪ガキ相手に暴れられるしよ!笑"』


「でもよ……」


『無理して大人しくなんて、しなくて良いんだよ。

やる事やってりゃ。』


「でも俺みてぇなバカが警察なんて無理だろ?」


『お前、今の警察見てみろ。

不祥事ばっかで、しょっちゅうニュースになってんじゃねぇか。

勉強しかしてきてねぇ真面目君達は、悪い事を悪いって言えねぇんだよ、きっと。

お前みたいなバカが一人くらい居ても良いだろ。笑"』


< 289 / 319 >

この作品をシェア

pagetop