YOKOHAMA★BOYS
久保はテツをどかした。


そして、テツに向かって手を合わせた。


『俺は…死んでねぇよ!汗"…』


『ハッハッハ!

面白い奴だな。笑"』


『一つ聞きたい。』


『何だ?』


『クラスの連中が言うには、アンタを倒すと学校のヒーローになれるらしいが…

ホントか?』


『学校のヒーロー!?汗"』


『嘘だったのかな…?』


『学校のヒーローっつうか、横浜のヒーローになれるぞ!笑"』


『は!?汗"

横浜のヒーロー?汗"』


『あぁ。笑"

だって俺は横浜で一番強いからな。笑"』


『…………汗"』


『………どうした?汗"』


『…いや………』


『何だ?汗"』


横浜のヒーロー…


横浜を守るヒーロー…


ハハ…ハハハハ…笑"


カッケェ!!笑"


『……笑ってる?汗"』


『よし、やろう!笑"』


『あ…あぁ…

まぁやる気になったんならなんでも良いや。笑"

おし、来い!笑"』


…………


…………


男達は気の済むまで殴りあった。


まるで拳で語り合ってるかのように。


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